夏の雨 凌ぎし軒の白壁に 憎や噂をまざまざと 相合傘に書いた文字 見てはほころぶ片えくぼ
【解説】 初代永井ひろ詩・曲 この小唄は、大正11年頃、永井ひろ師が柳橋の深川亭に招ばれた時の作である。 夕立の強さに、急いで走りこんだ料亭の白壁に、相合傘の落書きがあった。女の名前は 柳橋で今売り出しの若い奴で、劇団の御曹司2人との恋の鞘当が噂されている奴。 思わずにやにやする所で「憎や噂を・・・は「まア、心憎い落書きだこと」というつもりで唄ってほしい・・・(「小唄鑑賞」木村菊太郎著より)
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